お会いした時に「なんでサポート活動始めたんですか??」と聞かれることがあります。正直に言うと、きっかけは関西に引っ越してくる前、ある一人の女性との出会いでした。興味ないよ!!言われるかもしれませんが、きょうはこの話を書いてみようと思います。ちょっと長いですが、よかったらお付き合いください。
時間を3年前ぐらい巻き戻します。そのころ僕は横浜で会社員していました。ある日、仕事関係の交流会で1人の女性と出会いました。とりあえず、名前はA子さんということにしておきます。
年齢は彼女が3つ上でしたが、仕事に向き合うスタンスも近くて、推しのアーティストが一緒ということもあって、すぐに仲良くなりました。居酒屋でスマホでおすすめの音楽を聞かせ合ったり、仕事もそれ以外のプライベートの話もできる不思議な関係でした。
周りからみたらカップルに見えたかもしれません。でも、二人とも彼氏・彼女にはならないだろうな…という確信みたいなものがあって、「推し活仲間」というか、友達以上恋人未満のような関係が半年ほど続きました。

「私とえっちしようと思わないの??」突然の質問
そして、それまで同じように週末の居酒屋で飲んでいたときでした。「あのさぁ」とA子が妙にまじめな顔で目を見てきます。「RIKUってさぁ、私とえっちしようと思わないの??私って魅力ない??」まったく予想をしていなかった質問なので、あわてて自分のグラスを倒しそうになったのを覚えています。
僕は正直に言いました。
お互い彼氏・彼女になろうという気持ちを持っていたようにも思えないし、この「いい友達」のような関係を壊したくないんだと。大学を出て「女性の同僚」はたくさんいても、心を許せる「女友達」ってなかなか作るの難しくないですか? 女性の考え方とか感じ方をフラットに教えてくれるステキな存在だなっておもっていたので。
すると彼女が言ったのは「私もカップルになろうとは思ってない、でもえっちしたいと思うことはあるよ」でした。二人ともだいぶ酔っていたので、お酒の力がそうさせたのところもあるのかもしれません。
ホテルのベッドで見せた涙
たまたまかもしれませんが、駅前のホテル街の近くで飲んでいたので、二人で手もつながず、いつもの帰宅途中のような感じでホテルに入りました。部屋に入っても話はするけど目をあわせてくれないのがちょっと気になりながら、シャワーを浴びて、ベッドで向き合いました。
唇や胸、あそこを触れて…自分としては急な展開に落ち着かなさを感じながらも、冷静さを装いながら、「ふつうのえっち」をしたつもりでした。
そして、挿入しようという時でした。
A子が大きな声で「痛っ!!」っと大きな声を出しました。僕の先のほうがほんの少し入っただけです。それなりに濡れていたと思います。でも、額に冷や汗をかきながら、必死に痛さを耐える表情をしています。僕もそのまま続ける気にもなれずいったんやめて添い寝のような姿勢になりました。
すると、「はぁ…」とA子の泣きそうな声が聞こえてきました。僕は驚いて「痛かったよな…ごめん」と言いました。
そのあと、僕の胸の中で、10分ほどA子が泣いていたと思います。何が起きたのかわからずただ、そっと抱きしめることしかできませんでした。
そのあと、黙ってシャワーを浴びて戻ってきたA子は落ちついた表情で話してくれました。
前の彼氏に指とかで激しくされて、すぐに挿入されて、ずっと痛いのを我慢して付き合っていたこと。それからえっちをしようとすると身構えてしまって、恋愛にも積極的になれなかったこと。
でも、友達関係のようなあなたとなら、ふつうにえっちできるようになるかな…と思ったこと。
えっちは「ふつうにしてれば」女性が気持ちいいもの!と単純に思っていた僕は、A子の深刻な表情に驚きながら聞いていました。
「女性の気持ちいいって何だろう」「中イキって何だろう」
A子はつらい経験がベースにあるとしても、男性側として何ができることってないんだろうか。A子からの連絡が途絶えがちで、ぎこちなさもあるなかで、一人ずっと悩んでいました。そもそも自分のえっちの仕方って何を参考にしたんだろう…そう思うと結局はAVとかを見たなかで「男側のしたいこと」をしていたんだと思います。「AVはフィクション」と言わますが、それが本当の意味で分かった気がしました。
そのころ、ツイッターでよく流れていたのが「中イキ開発」ということばでした。女性に気持ちよくなってもらえる、その技術を学べるという講習もあちこちで開かれていました。情報はよいものも悪いものもたくさん出まわっているのですが、女性のことを深いレベルで考えた有益なものもたくさんありました。講習を受けていくと、ずいぶん何も知らずに、女性の大切な部分に触れてきたんだなと思うようになりました。女性参加OKの講習会は、A子と一緒に参加したときもあります。
男性を自分のなかに受け入れる。そんなすごいことをしてくれている女性にどうしたら気持ちよくなってくれるんだろう。そう思いながら学んでいくのことが、少しづつ楽しくなっていきました。
学んだことを携えて向き合った先に サポートへの思い
A子の涙を見て4か月たって、もう1度えっちをすることになりました。痛そうだったらすぐにやめよう、それまでに学んだこと、気持ちよさそうな顔が見たい…いろんな思いを持ちながら、大切に向き合ったと思います。
結果はどうなったのか…は想像に任せます。A子からは「これ以上えっちしたら、好きになるかもだから、もうしないから」と言われました。。A子はその後、海外に留学して自分の夢を叶えています。ちょっとうらやましいけど、いまもたまに連絡をするけど、めっちゃ活躍してるようでうれしいです。
いま思うのは、えっちの気持ちよさはふたりで作るものだと思います。男性がイカせる、女性がイカさせる…というものではありません。でも、女性の気持ちいいは男性に比べて、本当に深くて、感じてくれている女性の表情は本当にかわいいです。それを見た男性はそんな姿を見て「大切にしたい」ってほんとうに思います。えっちが気持ちいいってそういうプラスもあるんです。
男性側が工夫をすることで、女性の気持ちいいとかわいいをもっと引き出すことができます。A子のように、えっちで痛みやつらい思いをする女性を減らすことができます。1人の女性の悩みと真剣に向き合ったこと、そして学んだことをいかして、えっちのことで悩む女性をハッピーにしたい。そう思っています。
長くなりましたけど、ここまで読んでいただいてありがとうございました!。

